カテゴリー: book

  • ぬるい眠り

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    半年間同棲していた耕介と別れても、雛子は冷静でいられるはずだった。だが、高校生のトオルとつきあっていても、耕介への想いはじわじわと膨らんでゆく。雛子は、大学四年の夏、かけがえのない恋を葬った(表題作)。新聞の死亡欄を見て、見知らぬ人の葬式に参列する風変わりな夫妻を描く佳編、『きらきらひかる』の十年後を綴る好編など全九編。著者の魅力を凝縮した贅沢なオリジナル短編集。

  • 旅をする木

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    あの頃、ぼくの頭の中は確かにアラスカのことでいっぱいでした。まるで熱病に浮かされたかのようにアラスカへ行くことしか考えていませんでした――。広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年、26歳でアラスカに初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々が続いた。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や、開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせとなった生活。それらを静かでかつ味わい深い言葉で綴った。

  • 新・完訳 自助論

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    「天は自ら助くる者を助く」ーー『自助論』は、1850年代に初版が出版され、発明家、芸術家、実務家、科学者など、欧米史上有名な300人余りの当時の「成功者の実例」が収められています。今回、“自助の精神”というサミュエル・スマイルズの主張を余すところなく収めるため、原著に忠実に「新・完訳」版として解題しました。良質な情報との出合いは、人生を根本から変えることがあります。本書に書かれた成功者の考え方や物ごとに取り組む姿勢を学び、一度きりの人生を自分自身で切り開き、悔いのない素晴らしいものにしてください!

  • パタゴニア あるいは風とタンポポの物語り

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    南米大陸の最南端、風と氷に閉ざされた辺境の地パタゴニア。日本に残してきた病身の妻を気づかいながら、チリ海軍のオンボロ軍艦に乗ってたどる痛快、愉快な冒険記。(解説・中沢正夫)

  • 夜中の薔薇

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    気に入った手袋が見つからなくて、風邪をひくまでやせ我慢を通した22歳の冬以来、“いまだに何かを探している”……(「手袋をさがす」)。凛として自己主張を貫いてきた半生を率直に語り、人々のありふれた人生を優しい眼差しで掬いあげる名エッセイの数々。突然の死の後も読者を魅了してやまない著者最後のエッセイ集。文字が大きく読みやすく、カバーの絵も美しくなった新装版。解説/太田 光

  • 知的な痴的な教養講座

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    知性と痴性を見事にブレンド。お酒のTPO、宗教、哲学、ファッション、エトセトラ…。博覧強記の作家・開高健が男の世界の森羅万象を語り尽くした魅力あふれる教養エッセイ、芳醇な50章。

  • 最後の晩餐

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    腹のことを考えない人は頭のことも考えないという。最底辺の食事から王様の食事まで「食」の愉悦をあますところなく描きつくす、食の大全。

  • 河童が覗いたヨーロッパ

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    あらゆることを興味の対象にして、一年間で歩いた国は22カ国。泊った部屋は115室。旺盛な好奇心で覗いた“手描き”のヨーロッパ。

  • センス・オブ・ワンダー

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    生きることを歓び、分け合い、育む。生の源泉にあるものとは。世界的ベストセラー待望の新訳、さらにその未完の作品を、いま京都から書き継ぐ。

  • 博士の愛した数式

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    [ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。