これが生活なのかしらん

出版社からの情報

まさかこれが自分の生活なのか、とうたがいたくなるときがあります。それは自分にはもったいないようなしあわせを感じて、という場合もあれば、たえられないほどかなしくて、という場合もあるのですが、それはもちろん自分の生活であるわけです。その自分の生活というものを、つまりは現実を、べつだん、大げさにも卑屈にもとらえず、そのまま受けいれたとき、みえてくるのは「ほのおかしさ」ではなかろうかと思います。ままならない生活にころがる「ほのおかしさ」を私はずっと信じています。まぶしいほどまっすぐで、愛おしい。ままならない生活をめぐる38編のエッセイ。

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