私はこれまで「日記」というものをたくさん書いてきた。ある程度続いたものもあれば、3日も書かずに終わったノートもあるし、雑ではあるが数年続いたメモ書き程度のもの、絵日記としてイラストと共に日々を綴ったものもある。そんな「日記」が大好きな私でも初めて出会った「日記の書き方」がここにはあった。
今まで日記とは「終わったことの記録」でしかなかった。しかし、この本の中にあるのは「今」であり「未来」へ向かう自分への理解であった。自分への理解なんてある程度人生歩んできたらできているよ。そう思うかもしれないが、本当にそうだろうか。
少なくとも私はこの本を読みながら途中で文房具屋へ行きノートを買い、この本に書かれている通りに日記を書いた時、初めて「自分のことを知らなかった」と気が付いた。自分のことを知らないということさえ私は知らずに毎日を過ごしていたのだ。
・「どんな感情を味わいたいか」をあらかじめ書き込んでおくのです。
・明日やるべきことを終えたらこんな感情を味わいたい」と考えながらスケジュール帳に書き込み、タイムマネジメントをするのです。
— 「されど日記で人生は変わる」より
1番驚いたことは目標にしていることと、今の自分が本当にやりたいたいことが全く真逆だったのだ。自分の心に従って進んでいたと思っていたのに「今の自分」は違うことをして過ごすことを望んでいることに日記をつけ始めた日に気が付いた。今の自分を無視して送っていた毎日は確かに疲れるものだったと今実感している。
日記と言うと過去の記録と思われるかもしれないが、この本の中に書かれている日記とはそうではなく自分と対話する時間なのだと思う。一言で自分と対話をしましょうと言われても難しいが、日記の書き方や感情の書き方についても詳しく書かれており日記を書いたことのない方でもハードルを全く感じない一冊だと感じている。
この本を読み終え、毎朝目覚めると同時にやってくる「幸福感」と「未来への希望」をぜひ多くの方に体感していただきたい。
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